J's TAP STUDIO 伊勢純子 タップダンススタジオ

名古屋市中区錦一丁目15-13 佐久間ビル2F
http://www.ise-phill-tap.com    TEL 052-323-2568    FAX 052-323-2568 
 
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Chapter9

YUCAの NY Tap Dialy

半年前、時間の関係で一度スタジオを変わろうかと市内のほぼすべてのタップスタジオを見て回ったけれどどこもしっくりせず、心の底から"気持ちよく"踊れるとこがなくて、結局また純子先生のもとに戻って参りました。HIPHOPに乗せて踊るタップでは全然気持ちよく踊れなかったし、やはりJAZZ に合わせてステップを踏むのが自分一番合っているのだと気がつきました。今までも東京のみすみ先生のワークショップや、 STRIPSのHIDEBOHさんのワークショップに参加したり、その度に新しいタップの楽しさに出会っていくという感じでした。

そんな私が今年の夏、NYに一ヶ月間留学することになったのです。

昔から英語が好きで、高校卒業後3年間英会話学校に通っていました。そして大学3年の今年の夏休みに留学を考えた時、真っ先に思い浮かんだ地がNY でした。純子先生のNYでの楽しい話を聞いていたので前から漠然と「私もいつかタップの本場NYに行ってみたいなー」とは思っていたのですが、まさかこんなに早く行くことができるなんて思ってもみませんでした。

考えてみれば、ミュージカル、美術、JAZZ、そしてタップ………NYには私の好きなものが全部つまっているんです!!もう「NYが私を呼んでいる!!」ってな感じで、ハリキって行ってきました。

8月中旬〜9月中旬の一ヶ月の留学でした。私にとって初の海外。語学学校に通いながら、本場のタップダンスにも触れてきました。

まず、最初にレッスンを受けたのは「ブロードウェイダンスセンター(BDC)」です。

ここではLANE先生の初中級クラスを受けてきました。受付に手間取って少し遅れたので教室に行くとすでにレッスンは始まっていました。オープンクラスとあって、たくさんの生徒がいましたが、さすがに外国人は私一人でした。(私は外国人…でもNYではそんなことは全然気になりませんでした)

ここでビックリしたのが、金曜の午前中だというのに学生ばかりではなく、仕事を持っているであろう大人が多かったということ。でも年も関係なくみんな一生懸命ステップを刻む姿は本場だろうが、日本と変わりません。クラスは頭がちっちゃい、バレリーナのお人形のようなかわいいダンサーたちがほとんど。

彼女たちはきっとブロードウェイの舞台を夢見てるのだろうなー。

そんなおおそれた人達と同じクラス受けてしまって、随分場違いなんではないだろうか……とちょっと気遅れ気味にもなりましたがまあ気を取り直して。レッスンは教室の横幅を使って二人ずつ組になって先生のステップの真似をしていくというやり方で進められていました。二人ずつ先生が見てくれるのでわからない人は積極的に先生に聞きに行っていて、きちんと教えてもらっていました。その次に、曲に合わせて早いステップの練習。一つ一つのステップはそんなに難しいものではないけど、曲が速くて私はついていくのがいっぱいいっぱい。多くの人が、たまに目を合わせてはアイコンタクトで「難しいわねー」という会話をしてくれました。私が日本人だっていうのも関係なく、すごくフレンドリーに接してくれたのが印象的です。

その一週間後、今度は「STEPS」というBDC同様に有名なスタジオに行ってきました。ここでは初級クラスのBASICを受けました。今回は始まる10分前に行くとだーれもいない……。ちょっと不安になっていたら始まる時間ちょうどに先生が入ってきました。その先生は名前を忘れてしまったのですが、来るはずの先生が今日これなくなったので代りに来たのだと言っていました。 笑顔が印象的なかわいい先生でした。


生徒は私を含めて3人。全員同じくらいの年の女の子でした。先週のクラスとは打って変わって人数がぐっと減り、私の印象ではやっぱり人数が少ない方がのびのび踊れて楽しかったです。先生も一人ずつ見てくれるので安心です。ステップが3人ともなかなか覚えられなかった時、先生が「まず口で言ってみよう」と言っていました。その発音が私にとってはステップ以上に難しく「???」でした。アクセントになる音の時にはDやらBやらVを使って発音しているのはわかったのですが、なんかもう何を言っているのかさっぱり!とにかく強弱だけ気をつけてなんとなく発音してみたけど……。でも日本語とは違って、英語独特の発音だと強弱にしろリズムにしろ実際の音に近くて判りやすい!と思いました。やっぱりダンスは英語で習った方がずっと早く上達するんだろうな。

STEPSの帰り、H&Hベーグルに行ってきました。いっぱい汗かいてお腹ペコペコだったから、焼きたてのもちもちベーグルはホントおいしかったー・・・。

そしてその週の日曜日、SWING46に行ってきました。実はNYで一番楽しいみにしていたことはココに行くことだったかも。その前の日曜日は2週連続で TAP JAMがお休みで(共和党大会でブッシュがNYに来るから?街中かなりテロ警戒してた)待ちに待ったという感じでした。

5時すぎに店に入ると奥からカタカタとタップの心地いい音が……。図々しくも、友達と最前列の一番いい席に陣取っちゃいました。

お客さんはどうやらみんなダンサーの様。次から次へとプロ級の腕前のタップが披露されていく。小学3、4年生くらいの女の子までも素敵なステップを魅せてくれた。彼女の母親らしき人も踊っていた。お互いにステージに上がっている相手の写真を撮っていた。

うーん、親子でタップかぁー・・・とても素敵だなー、と心底惚れ惚れしてしまった。

一人ずつのステージが終わり、次は全員でステージに上がって順番にセッションしていく。シューズ持ってはきたけど、あまりのレベルの高さにこれこそあたしなんかが出ちゃいけないんじゃ……と本気で思ったけど(いや、たぶん本当にそう)、ここまで来て何もせずに帰ったら絶対に後悔する!!と思い切ってシューズを履いてステージへ!!今の今までおとなしく座っていたもんだから、ホストの人が「あ!あなたも踊れるのね!?」という驚いた顔をしていました。

即興で踊るなんて人生2回目。

一回目は今年の5月にみすみ先生の教室で即興のクラスを受けた時でした。その時は何がなんだかよくわからず、なんとなく曲に合わせてジタバタ足を動かしてたら、そのうちに楽しくなってきたっていう程度。それからたった4ヶ月しかたっていない上、その間、即興になんて全く触れてません!!

でもその場の雰囲気がよくって、なんかノッてきちゃって、気がついたら真ん中で踊ってました。ステップはあんまりかっこいいものじゃなかったはずですが、すっごい気持ちよくって気持ちよくって・・最高な気分でした。最後に全員で踊る時も私が初めてだということに気を使って、隣で踊ってたおじさんが「はい、次は右だよー」っていう感じでずっと教えてくれていました。Thank you!

タップ満載のミュージカル、"42nd street"は4回見に行くほどハマってしまいました。NYにはStudent Rush Ticketという学生用の格安チケットがあるので、このミュージカルは$20(しかも一番前の席!ただしダンサーの足先は見えにくい)で見れるのです!!このミュージカルは私の好きな感じの雰囲気の歌やダンスで、ホンットにツボにはまったという感じです。顔見知りになったオケピの人と休憩中にしゃべっていたら、すかさず係の人が私を怪しい者と思ったらしく飛んで来ました……。


このミュージカルのCDは今でも毎日聞いてます。

"stomp"というオフ・ブロードウェイのショーも見に行きました。いかにもといったアメリカ人のプレイヤーに混じって一人日本人の女の人が出ていたのですが、彼女がすごくかっこよくって印象的でした。韓国人の子と一緒に行ったのですが、彼女も日本人のアクターが一番かっこよくて目についたと言っていました。後で、2002年に彼女が純子先生のスタジオでワークショップを開いたと知りました。きゃー行きたかったー!!

この他にも別のミュージカルを見に行ったり、ジャズを聴きに行ったり、ゴスペルを聴きに行ったり、パブに行ったり、観光したり・・・・・・毎日朝から夜までNYを堪能してきました。(もちろん学校にも行ってましたよ!)たった1ヶ月だったせいもあるとは思うけど、NYでは本当に楽しい体験ばかりで、日本に帰りたくなったことも、この街を不自由に感じたこと一度もありませんでした。タップを知らなかったら、NYに行ってもここまでいろんな経験をすることはできなかったでしょう。

タップを通じて一気に世界が広がり、幸せが増えた気がします。
タップの楽しさを教えてくださった純子先生に心から感謝します。